ステークホルダーへのお願い 発注者様/コンサルタント様

発注者様/コンサルタント様
泥リ協では、2つの阻害要因について問題点を整理しているので、設計段階における建設汚泥のリサイクルに関する検討資料としてご利⽤ください。

建設汚泥のリサイクルにおいて、制度や技術、仕組みはほぼ確立されていますが正しく運用(実施)されていません。
これは、建設汚泥が産業廃棄物であり、元請業者に排出事業者責任があることから発注者主導型になっていないことが挙げられます。自動車等の製造物では、ほとんどの部品で「リサイクル設計」が取り組まれていますが、建設業においては、国交省の指針・通知などにより構造物・道路等の解体・取り壊し等では設計段階にリサイクルが組み込まれていますが、建設汚泥のリサイクルについては組み込まれている事例が少ないのが現状です。
また、行政機関ごとに法令等の解釈や制度の運用が異なっている(統一性がない)こともリサイクルを阻害している要因のひとつであります。
泥リ協ではこの2つの阻害要因について問題点を整理いたしましたので、設計段階における建設汚泥のリサイクルに関する検討資料としてご利用いただければ幸甚です。
泥土処理における設計施工フロー
